途上国ライフ

図工と体育と、ときどき英語。元公立中学校教諭、現途上国の小学校の先生。

【2.4追記】高地の子どもたちに学びの機会を ~Winter camp~

プナカ県クルタンという場所に来ています。

4泊5日のWinter campです。

 

 

会場の学校にはたくさんの犬が!

※野犬です


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毎日見ていると、癒やされたり、愛着が湧いてきたり。

不思議です。

 

 

 

 

★対象生徒、目的

 

対象は、ガサという県のラヤという街、高地の学校の子どもたち。

高地ということで、標高3000m程度の場所に住んでいます。


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※地図はネットから拝借しました

 

 

よって、寒すぎて冬を越せないために、冬の間は標高が低いところにおりてきて生活をしています。

ガサ県の北部、国境のあたりは、7000m級のヒマラヤの山々が!

(※もちろんそんな場所には人は住んでいませんが。)

 

ガサの子どもたちは、南のプナカ(標高1300m程度)に来て越冬します。

まるで、冬眠をする動物のようです。

そして冬が終わったらまたガサに帰ります。

 

ガサは私たちにとってもなかなか行ける場所ではありません。

今回のWinter campは、そんなガサの子どもたちがプナカにいる間に、

 

①我々日本人ボランティアとの交流

②日本人ボランティアによる図工と体育の授業

③首都ティンプーからの専門講師を招いた講座

 (栄養指導、環境問題、リサイクル、ITなど)

 

を、4泊5日の日程に詰め込んで受けてもらおう! という趣旨のもと開催されました。

今年で2回目だそうです。

私たちの事務所と、ガサ県の県知事とで話し合って日程や対象校が決められているそうです。

 

 

 

★開会式

 

ブータンの伝統衣装はゴとキラですが、

今回来ていたガサの子どもたちは、

特に女の子の正装がキラとは違い

ヤクという動物の毛を使った衣装で独特でした。

帽子のようなものも被っていました。



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★私が担当した図工の授業

 

絵の具を使って、吹き絵(スパッタリング)と

グラデーションの技法を伝えました。

 

画用紙の上半分にグラデーション、

下半分にスパッタリングでお花を描きます。


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絵の具というものを見たことも、触れたこともない子どもたち。

目をキラッキラに輝かせていました。

絵の具の使い方の説明とデモンストレーションをしている間も、

「早くやりたくて仕方ない」といった様子。

そんな子どもたちに向けて授業するのは、こちらとしてもやりがいがありました。

 

 

 

初日に撮った集合写真をはさみ、リボンを通し、最終日に手渡せるように準備。

この作業はボランティアのみんなが手伝ってくれました!ありがとう!


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私たちと彼らは「一期一会」ということで、

何か思い出に残るものを…と考えたことが功を奏し、

手渡された子どもたちはとってもうれしそう。

「仏教のお祈りをする部屋に飾って宝物にするよ!」なんて言ってくれる子もいました。

 

 

★同期ボランティアが担当した体育、体づくりの授業


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★先輩ボランティアが担当した、チームビルディングの授業

 

障害物が置かれたコースを

目隠しをして、ロープをつたいながら

先頭のキャプテンを中心にうしろへ情報を伝えながら前に進むというもの。

「暗夜行路」と呼ばれ、岡山県では有名だそうです!


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★建設現場の見学


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ブルドーザーを見てびっくりしている子がたくさんいました!

 

 

★講師の方によるITの授業


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★山の上のラカン(お寺)へ、ハイキング


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ここにもしっかり犬がいます。笑


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道なき道を行く!

、、、と思えるけれど、ブータン人の彼らは

通るべき道がわかっています。

 

 

 

 

 

★毎日のお昼ごはん

 

World Food Programという団体の方が提供してくれ、みんなで食べます。

とある日のランチはこんな感じ。


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右上はエッグカレーです。

エッグカレーの左隣は、ダツィと呼ばれる伝統的なブータン料理。

見た目はこんな色ですが、辛いです。

唐辛子とチーズを混ぜています。

ご飯の上にのっているのは、ダルという、これも伝統的なブータン料理。

豆のスープ、といったところでしょうか。

別々に食べるのもおいしいですが、私はご飯にかけるのが好きです。

日本でいう、ねこまんま? 汁かけごはん? のような感じです。

サラサラ食べられるので、つい食べ過ぎてしまうことが難点です。笑

 


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あっという間に感じた5日間でした。

日本の子どもたちからしてみれば、

特段新しいこともなく、普通の内容。

日本にいたら、小学校で当たり前に経験することばかり。

でも、ここにいたらその当たり前すら彼らには新鮮なのでした!

 

 

あとどれくらい、できるかな。

できるだけ多く、やりたいな。